20230429 記録

頭痛で寝て、起きて頭痛。睡眠に肉体があれば鳩尾を何度も殴ってやりたい。お前の働きをお前が全うできないとは何事。怠惰。働け馬鹿。

中ボスくらいの偏頭痛になると頭の上の方の側部が拍動している感覚がある。横になっているだけなのにドクドクしていて気持ち悪い。久々にこうなってしまったので、これは大丈夫なやつかと気になって調べてみた。ユビーという症状検索サイト?が出てきて、たくさん質問された。10段階でいくつですかとか、いつもですかとか、何回目ですか、とか。さっと終わるかと思ったらそこそこの設問数で5分以上かかる。それで最終的に考えられる病名が一覧で出てくる。

私の【頭に拍動する痛みを感じる】に関連する病気は

・偏頭痛

・かぜ症候群(上気道炎)

月経前症候群(PMS)

群発頭痛

でした

#症状検索エンジン #ユビー

という文章が出てきて「今回の結果を知らせよう」「Twitterで送る」「LINEで送る」「テキストをコピー」と書かれていた。

いつどういう状況で、考えられる限りの病気を発表しなければならないのだろう。、かなり面白かったのでスクショしてツイートしてしまった。こればかりは私の負け。

とりあえず偏頭痛で間違いないと思ったので、アルバイトまで只管に寝ることにした。ここまで体調が悪い日は決まって悪夢を見る。

 

全く興味のない相手に性行為を強いられる。終わると相手は正気になり罪悪感に苛まれた顔をしている。なぜか警察沙汰になって事情聴取を受ける。それでその記録を紙で渡され、私はそれをノートに貼っている。それも2枚(同じことが過去にもあった)

そのノートを家族に問い詰められ、動転してノートを何故か縦に3分割になるように力づくで破り、マッチで火をつけるところで起きた。

ストレスの詰め合わせみたいで笑顔になってしまうくらい。体調が悪いことでちゃんと精神が疲労していると人だなぁと安心するしゲラゲラ笑えるんだよな。

体調が悪くて寝ているときだけfanzaを開いている。正確にいうとそれ以外のときに見ようと思うことも見る時間もないのだと思う。すっかり忘れていたけれど、数年前からたまに読んでいる大好きなAVレビューブログがはてなブログだった。誰のを読んでいたんだっけ、とずっと頭を悩ませていたがようやくスッキリ。エロいとかじゃなくてシンプルに面白すぎるブログなので最高。久々に開いたらいくつか新しい記事が上がっていてどれも良かった。紹介されている作品をさらーっと見たけれど、残念ながら趣味が合うわけではないのでなんとも思わない。ブログ更新頻度が高くないところがよい。

 

それから、友達が悪趣味な小説を読んでいたのでどんな話だっただろうかと検索をした。するとその物語の漫画版を紹介している動画が引っかかった。「つまらない以外で初めて最後まで読めなかった作品」という触れ込みで、内容のエグさで気分が悪くなったという話をしている動画だった。私は性的な悪趣味よりも災害とかの方がエグいと思うのであまりわからない。でも「ノーマル」とか「正常」なんて言葉が存在するのであれば確かにそれは異常だから体が受け付けないのだろうなぁと思う。そう思うと私は好奇心の幅が広いのに加えて嫌悪が狭すぎるところがおかしいのでしょう。普通NOを出すものに対して何も思わない、ということの繰り返しでこうなっているような。虫食えって言われれば食べるし、バンジー飛べって言われたら飛ぶ。ダメにする理由もないからなぁ、くらいの意識でずーっと生きているだけ。

その漫画紹介動画のコメント欄で、私がそこそこ面白いと思っている漫画を「気持ち悪くて読めなかった」と書いている人がいて度肝を抜かれた。あれって気持ち悪かったんだ。どこか共感できる系の漫画だと捉えていた。コメントが遠回しに自分を気持ち悪いと言っているように感じて急に元気になった。誰かに気持ち悪がられたり忌み嫌われることは心の元気に直結する。多分、植物に養分も水もあえてあまりあげないようにすることで強くするみたいなこと。植物に詳しくないので知らない。

 

久々にその漫画を読み返した。性的倒錯/パラフィリアを題材としている高校生の男女が中心の話。前半はまだ笑えるけど、後半は登場人物全員が狂ってしまうし終わり方も最悪。性癖が偏ってしまっている人だけが描かれているのが滑稽で面白い。主人公の女の子が可愛くもなければ性格も良くなくて何も同情できないのもよい。やっぱり気持ち悪いと思う部分はなく、私から見るとどちらかと言えば共感の話だった。自分を嫌っている人を愛して、嫌がられていることに興奮するというのが主軸なのに、漫画だからストーリーが進むと2人の関係性ができてしまう。個人的には、そういう嗜好なら相手はできる限り何の思い入れもない人(関わりがない人)のほうがグッとくるので、関係性のアンチになってしまう。あとは登場人物の狂った性癖の人は精神的に異常をきたすような経験があってそうなってしまっている、もしくはパートナーの趣味でそうなった、という描かれ方なのも少し腑に落ちない。大体の人はそうなのかもしれないけれど、私はどちらでもなく花や海や芸術を愛するのと同等に特殊性癖も楽しんでいるだけだから、結局心の底から共感できることはない。だからこそ、その分たくさんの人に気持ち悪がられる可能性を秘めている。可能性の塊。明るい未来。

 

元気になったのでちゃんとバイトにも行った。2023年4月最後の出勤。今日が終わればまた成績のカウントがリセットされるので、もう行きさえすればそれでいいやという気楽なものだった。頭痛がほとんどなくて怖い。頭が久しぶりに正常に働いている上で見える世界。とは言ってもすりガラスの窓しか見えない。ヘッドセット、電話をかけまくっているパソコン、頭を少し上へ向けると壁とすりガラスの窓。自然な姿勢にしたときに見えるのはすりガラスの窓のみ。アルバイトの全員が壁を向いている部屋なのに、それぞれが全国とつながって会話をしている。都内の駅チカ雑居ビルから。日本全国へ。ここから?全国へ?何かの間違いではなかろうか。だって日本って結構広い。ここは結構狭い。すりガラスしか見えない。それなのに私は東京と離れた地の人と話しているし、隣の人は東北、隣の人は近畿、その隣は九州といった具合でばらけている。ここはただの箱だ。どう頑張っても説明がつかない。結局、説明がついても仕方ないということで納得させた。出勤している人のうち数人が喫煙者だからか、若干煙草のにおいがする。方南町の稽古場を思い出す。あれはもう5年くらい前になるのか。怖。おじさんばっかりだった。おばさんも全員煙草を吸っていた。空気が悪かった。大人が大人を怒っているのを見ていた。嫌だったなあ。あの頃はあまり考えていなかったけれど、そういえばあそこに居た人の大半は離婚している人だった。別に離婚することなんて珍しくない時代だけれど。離婚しているひとばっかりの、ヤニ臭い空間。できることならもう一生ああいうのはやりたくない。中年のセックスの話って面白くないうえに本気で聞いていられないし。

 

結局今月は2305件架電した。56時間。多分だけど多すぎる。ここまではやらなくていいと思う。来月はもう少し減ると思う。でも数字としてとりあえず1年生1ヶ月目にしては頑張ったと思う。事務所からの給料も振り込まれていたから、今月の総収入が確定した。大卒の初任給よりもそこそこ多いくらいだったので、全員死ねと思いながら気分が向上。誕生してこれだけの年数でこれくらいお金を得られるようになるのだとわかってよかった。安定して稼げなくても何も困らないし、そもそもお金が必要で働いているわけではないけれど、とりあえず数ヶ月はこれを継続することを目標にしたい。なんだかんだ事務所からの給料が一番多くて安心した。今月たまたまそうだっただけだろうけれど。

架電すると「オペレーター:○○○○」とフルネームで記録される。定期的に目をやっては、私っていい名前だなあと思う。信じられるのも愛せるのも自分なの、なんて生きやすいのだろう。